アリスブルー・スターリット

アリスブルー・スターリット

好きなこと(WESTと声優と漫画とアニメ)を好きなように。

新しい沼すっげぇ楽しい

ジャニーズWESTに触れてる時間が楽しくて、「私今すっごく楽しい!生きててよかった!人生って素晴らしい!」ってよく思ってる。ところでアニメモンハンの新OP決定おめでとうございます。題名見たときに「手のひらを太陽に」を思い出しました。「人生は素晴らしい」といい「僕ら今日も生きている」といい、何だか道徳を説かれているのかなって若干思った。

10年以上アニオタと声オタをしているのだけど、正直なところここ一年ほどめっきりアニメを見る本数も減ってしまって、このままオタクを上がれるかもしれないと思ってた時期があった。学生の頃は1クールで20本くらいのアニメを平気で見ていたのに、最近だと1クールに5本見れたら結構頑張った方。一応新アニメ始まったらとりあえず1話だけ録画するけど、結局見ないまま切っちゃったりすることが本当に増えた。
理由としては、まあ琴線に触れるアニメが少なくなったというのがまず一つ。これはもういかんともしがたい。あとは学生時代に比べて圧倒的にアニメ視聴に回せる時間が減ってしまったこと。私が本格的にアニオタ開眼して深夜アニメ見始めたのが大学入ったのと同時だったのだけど、大学生なんてスケジュールの組み方次第では高校生より暇になるから、空いた時間をアニメ見るのに使えてた。だから1クール20本とか特に問題もなかったんだけど社会人になったらもう無理。そんな時間ない。溜めずに見るのは10本が精一杯になる。実家にいたときは自室にテレビがなかったから居間の共用テレビで見てたんだけど、共用テレビだから他の家族も使うわけで使える時間も限られてたし。実家離れたら離れたで家事する時間は見れないし。本当に時間がないからアニメが見れなくなった。
というわけでアニメ見なくなった原因を私は時間がないせいだと思ってたんだけど、でも本当の原因は時間がないせいじゃなかった。ある日ふと「そうじゃないな」って気付いた。気付いてしまった。

最近のアニメって尺の問題もあるんだろうけど、展開が怒濤すぎて1回さらっと見ただけでは理解できないことが増えたような気がする。あるいは伏線だらけでやっぱり意味がわからなかったりだとか。
で、「何これどういうことなの?」でポカーンとしてとりあえず次の話も見てみる、というのが前までは出来ていたんだけど、最近は「もういいやよくわかんなかったから切っちゃえ」が増えた。もうね、自分の頭で考えて理解することを頭が放棄してるの。考察がオタクのアイデンティティだとしたら私は確実にオタクとしては死んでるなって。先輩に話したら「それは老化だよ」って言われてしまった。老化怖い。
そして老化の一番怖いところは「ながら見では話を理解出来なくなった」こと。めちゃくちゃ大好きなアニメ以外はスマホしながら見ることがほとんどなんだけど、前まではスマホしながらでも話の流れ理解出来てたのにもう今はちょっと気を逸らしただけで全然話の流れに追いつかなくなる。「えっ、何で今そうなったの?」ってなってしまう。じゃあ真剣にアニメ見とけよって話なんだけどそしたら頭が疲れんだよ。

と、ここまで何か色々書き連ねてきたけど最大の原因は気力がなくなってしまったんだと思う。アニメに対して情熱を傾ける気力が。めっちゃ好きな作品に関してはリアタイしようとか、リアタイ無理なら次の日に見るとか出来るんだけど、ちょっと気になる程度の作品に関してはもう気力がなくなってしまった。アニオタの惰性で録画はするけど後に回してしまいがち。結局見ずに消してしまうこともしばしば。もうアニメに対してそこまで興味なくなってしまったんだろうな。

そんな感じでオタクを上がれると思ってたのだけど、本格的にジャニーズWESTにハマってそんなのは幻想だと思い知らされた。ハマったばっかだからとりあえず時間があったらパソコンで過去のラジオとか映像とか探して、暇さえあればライブ円盤再生して、木曜日は帰ってご飯食べながら録画したヒルナンデス見て、リトラとエージェントWESTとナミノリはリアタイしてるくせに録画見返したりとか。結局アニメ見なくなったのは時間がないとか老化云々ではなく気力がないせいだと気付いたきっかけはこれだったんだけど。しょうがない、10年もアニオタやってたらいつかは飽きが来る。全部の作品なんて追ってらんない。これからはもう好きな作品だけ追っていくことにする。(これだと3話以降面白くなってきた作品とかを逃してしまうのだけど、もうしょうがない)

性根からオタクだからオタク上がるなんて土台無理な話だった。ジャニオタなんてまだ全然名乗れないし多分これからも名乗らないだろうけど、好きなもの追っ掛けてる人生って楽しい。素晴らしい。