昨日は朝早くに起きて、そっからすぐ着替えて電車でGO!!一駅先のTSUTAYAでハリーポッター買ってきました!!
時刻はあさ6:00…………
お前馬鹿だろって友達に言われました。馬鹿で結構!!!
今週はまだ授業があるので続きが読みたいのを我慢して授業聞いてました。
まあ、睡魔様は我慢できなかったけど(苦笑)朝起きたの五時半だもんしょーがねーよ。
プールの授業とか溺れそうになったけど気にしなーい!
ってことでネタバレという名の哀悼式(悲しい方のネタバレしかしてません)
最終巻で、しかも戦いも大詰めになってきたことだし、2人は死ぬって噂だったので覚悟はしてたんですが、
人、殺しすぎ(汗)
2人どころの騒ぎじゃねーってばよ、何人亡くなってると思ってんだよ。魔法生物とか入れたらもっと酷いよ。
ヘドウィグは大して出番もないままに死んじゃったし!これまでずっとハリーの支えで、ハリーと魔法界を繋ぐ唯一の橋渡し役だったヘドウィグ。ハリーの13歳の誕生日にはハーマイオニーのいるフランスまで飛んでいって誕生日プレゼントを渡したヘドウィグ。5巻ではハリーの命令を忠実に守った挙句、ロンの指に深い切り傷を残したヘドウィグ。そして最後にはハリーに腹を立ててつんとした態度をとっていたヘドウィグ………ヘドウィグはハグリッドからの初めての贈り物で、ハリーにとっては特別な存在に違いないのに、物語開始から100ページ足らずでいなくなってしまいました。
ヘドウィグのショックから立ち直ろうかというその時にまたしてもショッキング事件。ジョージが、あのジョージが
耳をもがれちまうだなんて…!
呪いでもぎ取られた耳はもう元通りにはならないなんて……魔法界はなんでも出来て便利だと思っていたけど、人の生き死にのこととか闇の魔術で失われたものは永久に失われたままだということを考えると案外そうではないのかなと思います。
じゃあ、ハリーの腕が骨抜きになったアレは呪いじゃなかったんでしょうか?
何はともあれ生きていることに乾杯。フレッドとジョージの絆に乾杯。ジョージの強さに乾杯。たとえ耳に関するジョークがイマイチだとしても生きているだけでよかったです(そう、生きてればいいんだよ!!)
そしてまたまたショック(5章はショックが続きすぎて読むの耐えられなくなってきます)、まさかのマッド-アイ死亡。
そこの辺に関する記述が証言だけだったので、本当に死んでるのか一瞬疑いましたが、あいまいだったシリウスの死も確実だったし、これはもう諦めるしかないんですよね。
ホントにもう、ハーマイオニーの言うとおり不死身だと思ってたのに!!
でも不死身なんてあるわけないんですよね。ないからこそヴォルデモートはホークラックスを作ったわけだし。
犠牲なしの戦いなんてないとわかっているけれど、それでもこの展開はハリーにとっても、読者にとっても辛いものがありますよね。
お次は飛んで下巻での犠牲者。トンクスの父親もマグル生まれという理由で追い回され挙句殺されてしまうのですが、私にとっての衝撃的だったのは
ドビーが死んでしまったこと
ドビーは今回、ハリーを助け出すために現れ、そして死んでいきました。この一風変わった妖精は最期をハリーに看取られて幸せだったと思います。
2巻の時にはハリーを助け出そうとして随分空回りしてしまったけれど、4巻以降の彼の活躍はまさに素晴らしいものがありました。その彼がハリーを助けに言った場面で亡くなってしまうのは、ある意味彼にとって本望だったのかな?と思います。もちろん、生き残って欲しかったんですが(泣)
ルーナの言葉が胸にしみて、思わずほろりと来ました。
自由なしもべ妖精ドビー、彼が次にもししもべ妖精として生を受けるのであれば、彼にとって住みやすい世界になっていたらと思います。
そして、一番私がショックを受けた人の死。
出来れば死んで欲しくなかったウィーズリー一家の唯一の犠牲者。
このマグル贔屓の愉快な家族の中から犠牲者が出るなんて信じたくなかった。
思いっきり叫びたい
フレッド―――!!!!カムバ―――ック!!!
えぇ!!?ちょっ、おま、えぇ!!?てな心境ですよ!!
だって、せっかくパーシーと和解したばっかりなのに。
パーシーと一緒に死喰い人と戦っていたのに。
パーシーの冗談に笑っていたのに………
この場面はホントに読んだだけで泣けてきました。5巻でシリウスが逝ってしまったといわれてしまったのと同じくらい泣けてきました。あの時は1週間シリウスのことを考えるだけで泣けてきましたが。
ジョージが耳無しになったと思ったら、フレッドに死の影が近づいていただなんて……
陽気なロンのお兄ちゃんの双子の片割れ、悪戯と冗談が大好きで、辛い時、ハリーやみんなの笑いの源だった双子にこんな酷い仕打ちが待っているだなんて、何かもうそれだけで投げ捨てたくなるのに!!
ハリーじゃないけど、ありえない現実が飲み込めなくて、ロンと同じくらい死喰い人を殺してやりたいという気持ちが強くて、頭の中がこんがらがってきてるのに!!!
なんでルーピンとトンクスも死んじゃうの!?
結婚したばっかじゃん!子供が生まれたばっかじゃん!生き残って可愛い息子が、ハリーの名付け子が家で帰りを待ってるんだよ、ねぇ?
この息子はハリーと同じような境遇になってしまったのですね……願わくばこの子がハリーと同じく虐げられて育つことがないように、と思っていたのですがその心配はないようですね。
とにかく、これで同級生ズは全員死亡したというわけで………
真打登場、敵か見方かわからなかったスネイプ教授は無残にもヴォルデモートの手にかかって亡くなってしまいます。
そして明らかになるスネイプの過去
いや
スネイプの約十数年にわたる一途な愛のメモリー
スネイプはハリーのお母さんと幼馴染みで、遊んでいるリリーとペチュニアを茂みの影から見つめるスネイプ
わずか10歳でストーカーまがいのことをしているセブルス・スネイプ(苦笑)
案の定、いきなり現れた不審人物に姉妹は警戒心バリバリですが。
この頃から、スネイプはリリーのことが好きで、きっとリリーといる時は心の安らぎというか、人を愛するという大事な心を学んでいったと思うな。
それでもリリーとは考え方が違っていて、それで心が離れていく。自分と同じようにリリーに気があるジェームズが大嫌いで、それなのに彼には絶対に自分が持ち得ない何かを持っていて嫉妬している。その気持ちをついリリーにぶつけてしまい、心にもない言葉を言ってしまって、ついに愛した彼女は彼の元から去ってしまう………
なんだろう、すごく切ない。
ジェームズとリリーが知り合う前から彼はリリーのそばにいたのに、ついに彼の思いが届くことなく、それどころか永遠に心を通わすことが出来なくなるなんて。
しかも自分が渡した情報のせいで、愛する人が狙われるなんて。そして死んでしまうなんて。
でもその後の彼の決意がすごい。
死より苦痛の二重スパイを請け負い、そのことを誰にも話さずただひたすらに憎まれ役に徹し続けたスネイプ。
父親にそっくりなハリーに複雑な思いを抱きながらも、愛する人の死を無駄にしないためにも自分の役割を果し続けたスネイプ。
リリーと同じ、牝鹿の守護霊を持つスネイプ。
最期の瞬間に、ハリーの眼を、リリーとそっくりな緑の眼を見ながら息絶えたスネイプ。
作中で何度もハリーの眼は母親譲りと描かれてきたましたが、こういう意味があったんですね。
嬉しかったのはハリーがスネイプのことを『ホグワーツ校長のうち、最も勇気ある校長』と評していたこと。
愛し続けて愛されなかったスネイプをハリーが尊敬を込めて言った言葉だと思うんです。
これまでスネイプが嫌いだった私も、この最終巻でようやくスネイプが好きになれました。
っていうか、もう、泣くね。
いろんな人が死んでいって辛い展開満載の最終巻、だけどそこにあるのは絶望だけでなく希望もあります。ただ、その希望を書くには亡くなっていった人たちをここでちゃんと弔ってあげたかったからです。
皆しっかりしたキャラクターを持っていただけに、彼らの死は決して軽いものではないと思います。
ただ、ここで思うのはヴォルデモートや他の死喰い人に対する死の表現が、あまりにも軽すぎるということ。
ヴォルデモートは決闘の末死んでしまうんですが、その表現の仕方があまりにも簡単で逆に違和感を感じました。
確かにこの物語の中では悪人で、絶対倒されるべき悪なんですが、もう少し表現の仕方があったのではないかと思います。
感想長いな……
これで言いたいことのまだ半分しか書いてないんだけどな。続きはまた今度。