アリスブルー・スターリット

アリスブルー・スターリット

好きなこと(WESTと声優と漫画とアニメ)を好きなように。

アニメオタクがジャニ沼に足を取られかけている話

最近ジャニーズWESTにハマってる話は前の記事含めてもう何度かした。

 

krkrprpr.hatenablog.com

 

でも正確に言うと「ハマりかける一歩手前」の状態。でもまあ来月発売されるシングルは買うつもりだし、コンサートもあるならば(そしてチケットが取れたならば)行きたいと思ってるし、そうなってしまえばもう夢中になることはわかりきってる、これまでの経験上。だって神谷さんのときと完全に流れが一緒だもん。

 

私の人生の中で私がジャニーズにハマる日が来るなんて思ってもみなかったという話も結構したと思う。それくらい私のこれまでの人生の中でジャニーズは遠い存在だった。完全に縁のない世界だと思っていた。もちろんテレビを見ていれば、毎日どこかで必ずジャニーズに所属しているタレントさんを見る。というか平日は8時半に家を出るまでNHKを見ているから毎朝必ず井ノ原さんを見ているし、前々から木曜はVS嵐を見ていたし、それこそスマスマも欠かさずではないけれど始まった当初くらいから見ていた。学校へ行こうみのりかリズム4を狂ったようにやっていた時期もあった。鉄腕DASHのケイドロ企画はとても好きだった。好きなドラマにジャニーズタレントが出てくるのなんてしょっちゅうだ。だから遠い存在というのは語弊があるかもだけど、特に夢中になるわけでもなかったから、感覚的にはそんな感じだった。

 

ジャニオタさんのブログなんかを見ていると、初めてハマったタレントや年齢なんかを懐古している記事が結構ある。私は他人様のそういう記事を読むのが個人的に大好きなんだけど、見ているとみんなわりと小学生時代にはファンだったという人が結構いる。というかブログ主さんの活動歴が私のオタク活動歴やイベント参戦歴なんかよりも断然すごいのにどう考えても年齢が私よりも低い人がいて戦慄しそうになる。という話は一旦置いておくとして。

中学時代まで誰かのファンを名乗れるような存在が生身の人間ではいなかった、という話は前にした。つまり小学生の頃は芸能人で好きな人がいなかった。というよりもそんなことを考えたことがなかったという方が正しいかもしれない。小学生の私はコナンとハリポタに夢中だったし、ドラマは見ていてもキャストよりも話やキャラクターそのものに夢中だった。これは今もそうで、私はキャストとキャラクターを切り分けて考えているからキャラクターが好きでもキャストには興味が無かったり、逆にキャストは好きだけど好きなキャラクターはまた別ということがよくある。大いにある。(もちろんキャラクターを好きになったらキャストに興味を持つことは当然あるし、好きなキャストが演じてるからキャラクターが気になることも当然ある。)そんなわけで小学生の頃にやってたごくせんでは慎がものすごく好きだったけれどだからといって松潤がめちゃくちゃ好きだったというわけではなかったです。いや別に嫌いでもなかったけど。めちゃくちゃ好きになれるほどの興味が無かった、うん。そう。

あと影響として大きいのは、周りにそういう話をする友達がいなかったというのがあるかなと思う。なんだかんだ言って友達の影響って大きいと思う。あと家族の影響。でも私の周りにいる子にジャニーズに興味を持ってる子はいなかったし、お母さんも人並みにはドラマ見てたけれど別にジャニーズに興味あったわけではなかったし。そういうわけで私はジャニーズどころか芸能人の誰々が好き、みたいな話題とは無縁な小学生時代を過ごしました。ただこれに関しては少なくとも友達の方はもしかしたらそういう話題を向ける対象から私を外していた可能性も十分あると思う。中学時代耐性がないと思われて私だけエロい会話の対象から外されていたことを知ったときは軽くショックでした。お気に入りのサイトの裏ページを探そうとTabキー押しまくってた私が耐性ないわけないだろう。

 

いわゆるジャニオタと呼ばれる人種に出会ったのは中学三年のころ、同じクラスでよくつるむようになった友達の一人がNEWSの増田君推しの子でした。とは言っても申し訳ないことに、当時はその子と私を含めて4人でお昼ご飯とかを食べていたんだけど、その子以外は特にジャニーズに興味があったわけでもなく、そして私はというと増田君に関しての情報をこれっぽちも持ち合わせていなかったため彼女の話をわりと聞き流していることも多かったです。本当に申し訳ないことをしたなと思っている。

そして私自身も当時はようやく好きと言える人、小池君の存在で人生が輝いていたため、正直ジャニーズタレントとか見向きもしませんでした。これが一番の理由かもしれない。

そんなわけでジャニオタの友人がいたにも関わらず、相変わらずジャニーズに特に興味を持つこともなく私の中学時代は幕を閉じた。

 

その後高校に入った私は本格的にオタクになってしまい、見事に声優オタクとなってしまった。出来た友人もオタクの子が多くて話題はもっぱらアニメと時々声優さん(周りの子はそこまで声優オタクというわけではなかった)、家に帰れば私の影響でオタクになってしまった妹とアニメと声優さんの話で盛り上がり、そして私は個人的に小池くんや遊佐さんにきゃーきゃーはしゃぐという日常を過ごしていた。ジャニーズが入る隙間なんて当然なかった。

高3の時にごくせんの三期が始まって、相も変わらず私はごくせんを見ていたけれど、そのときの私は電王でラスボスを演じていた石黒くんに目が行っていた。妹は三浦翔平くんが好みだったのを覚えてる。ジャニーズ三人については、高木くんはHey!Say!JUMPの人という知識しかなかったしそれ以上知ろうともしなかった。淳太くんとあきとくんに関しても、関西Jr.の人ということくらいしかわからなかった。約9年後、彼らに夢中になりつつある未来が待ち受けていることなんて、当時女子高生だったマナさんはまだ知るよしもなかった。

ただごくせんで彼らの顔を覚えた後、たまに関テレの昼のワイドショーのコーナーで、多分関西Jr.のコーナーだったんだろうけれど、顔を見かける度に「あっ、クラ(あきとくん)といっちー(淳太くん)だ」となることは何度かあった。でもだからといって関ジュにはまることはなかった。

そんな感じで私の高校時代は過ぎていった。よく私の高校時代を振り返るときに「私の青春は日番谷冬獅郎遊佐浩二と電王で構成されている」と言うことがあるんだけど本当にそんな感じの高校時代だった。とっても楽しかった。

 

大学に入って私のオタク具合は酷くなった。声優さんが出演するイベントに行き始めたのも大学に入ってから。アニメイベントは大抵東京で行われるから夜行バスを使って東京に行った。今も東京に行くための主な手段は夜行バスです。どうしてもってときは新幹線だったり飛行機を使うけれど。新幹線せめて東京から大阪まで1万円くらいにならないかなとずっと思ってる。

神谷さんのファンになり、好きなアニメのイベントに行き、また神戸でおれパラが開かれるようになって私のイベント参戦は減ることはなく増える一方だった。2011年のイベント参戦現場は5つ、2012年は7つ、私は声優オタクライフを満喫していた。当然ジャニーズが入る隙間はなかった。

ちなみに2015年のアニメ系のイベント参戦現場は19、2016年は23。チケット代だけで年間15万以上飛んでいる。しかもこれに小池君が出演しているミュージカルのチケット代は含まれていないから、それも含めると普通に20万は超える。これに更に遠征費、ホテル宿泊費を含むと恐ろしい額になる。でも私の人生に必要な出費だから後悔は全く微塵もありません。オタクはみんな同じこと言うだろうけど。

こうして声優オタク、アニメオタクとしてのライフを散々楽しんで私は大学を卒業したのであった。

 

大学を卒業して一年間はモラトリアム期間、といえば聞こえはいいけど要はNNTのまま卒業してしまい、スクールに通ったりインターンに行ったりしていた。まあそんな状態なので当然オタク活動にうつつを抜かしている余裕なんてのはなくて、あくまで漫画を買ったりアニメを見たりする程度、イベントに行こうだなんて当然思わなかった。でも年末のおれパラには行った。あと年末年始はユニバでカウントダウンを高校時代の友人と過ごした。さすがにオールでユニバはキツいと言いながら、寒空の下待ち時間の間にワンセグで紅白やガキ使を見ていた。

翌年、何とか無事に就職した私はまた精力的に声優イベントに参加するようになった。モラトリアム期間を取り戻すかのごとくの勢いだった。というよりも学生時代に比べて自由になるお金が圧倒的に増えたことにより、むしろ学生時代よりも遊ぶようになった。よく社会人になったら遊ぶ時間なくなるとかいうけど、少なくとも私にそれは当てはまっていない。時間はお金で買えてしまうしね。あとキラフェスにも初めて参加した。ジャニーズのコンサートには行ったこともなければ当時は見たこともなかったけれど、多分こんな感じなんだろうなって感じの構成に、ただただ「最近の声優さんってすごいなぁ」とそんなことを思っていた。アニメイベントにもいっぱい参加して、もう私はこのままオタクのまま年を取っていくんだろうなと、オタクはもうやめられないんだろうなと覚悟を決めた。赤司くんのグッズを集め始めたのもちょうどこのころです。そして恐らく私の周囲にジャニーズWESTの影がちらつき始めたのもちょうどこの辺りです。

 

小中学時代の友人とは一人を除いて全くの没交渉で、今誰が何をしているのか全く知らない。クラブに所属していなかったのでクラブ繋がりの友人もいない。まあ高校時代の部活の友人たちと連絡を取り合っているかと言われたら全くだけど。

でもその代わり高校や大学時代に仲良くしていた友人とはTwitterで繋がっていることもあって今でも親交がある。特に高校時代の友人グループとは今でも年一程度で全員集まったりする。私を含めて9人。もう十年以上の付き合いになります。中にはクラブもクラスも一緒になったことのない子も結構いて、どうして仲良くなったんだっけ?とたまに話題になることがある。共通点はほぼみんなオタクであること(そうじゃない子もいる)で、でもメインジャンルはみんな見事にバラバラという、本当に何で仲良くなったのかわからない、でも大事な友人たちだ。この前メンバーの一人が結婚することになって久しぶりにみんなが集まることになったのだけど、みんな何も変わらなくて安心した。同時にどうかとも思ったけど。でもこうしていつまでも付き合える友達がいるのってめちゃくちゃ幸せなことだと思う。それはさておいて。

その中の一人とは仕事のシフトの関係上、一番都合を合わせやすいこともあってお互いに就職してからもわりとちょくちょく一緒に遊んでいた。さっき行ったユニバカウントダウンもこの子と行ったし、私が赤司くんのグッズを集めるきっかけになった東京旅行もこの子と行った。去年はディズニーランドに行った。こんなによく遊んでるのに好きになるアニメのジャンルは被ったことがない。でもだからこそ論争になることもなくてある意味平和なのかもしれない。そして彼女はいつからかファンなのかは正直知らないけれど、気付いたらジャニーズWESTのファンになっていた。彼女と行ったカラオケで彼女が入れた「ええじゃないか」が、恐らく私のファーストジャニーズWESTだと思う。

ちなみに友人たち数人とは定期的にラブホ女子会を開催している。その中のメンバーには当然のことながら彼女もいた。というより大体ラブホ女子会の声掛けの切っ掛けは私と彼女のどちらかだ。このラブホ女子会、何をするかといえばラブホの大きいテレビでひたすら自分の推しのDVDを流して鑑賞会をするという、いわば布教活動のようなものを行う。大抵は布教活動よりも自分がそれに夢中になってしまって満足することが多いのだけれど。私はこのラブホ女子会でおれパラやDGSのイベントDVDやアニメイベントのDVDを持ち寄ることが多く、そして件の友人はうたプリのライブDVDと、そしてジャニーズWESTのDVDを持ち寄るのが常だった。そして私はこのときになって初めて、ごくせんに出ていてその後も時たまワイドショーなんかで見かけることがあった淳太くんとあきとくんがジャニーズWESTのメンバーだということを知るのです。ただこのときは正直、それ以上の興味を持てなくて、ジャニーズWESTのことは「友達が推してるジャニーズグループ」という印象でした。

とはいえ友達が推してるジャニーズグループはそれなりに私の意識の中に入ってきます。Mステで出ていれば「あ、ジャニーズWESTだ」と思うことが増えてきました。カラオケに行くたびに友達が歌うものだから「ええじゃないか」と「ズンドコパラダイス」はすっかり覚えてしまいました。友達の影響力ってやっぱりすごいなぁと思います。一人暮らしを始めて朝ドラが見れるようになったとき、ちょうど放送していたのが「あさが来た」で、あきとくんが出演していて思わずおめでとうと言ったことを覚えています。それでも私は淳太くんとあきとくん以外のメンバーのことは相変わらず覚えられないままでした。

 

転機は2016年のこと、まず友人が私の家に泊まりに来てジャニーズWESTのライブDVDを見て、楽しそうだなと思ったのが一つ。それまでの映像はPVだったりそれのメイキング映像だったり、あとは何故かコントを見た様な記憶しかなくて、初めて彼らのライブ映像を見たのがそれだった気がします。キラフェスで大掛かりなセット、クレーンとかゴンドラとかは見慣れてるのになんかすごい楽しそうだなと思って、ちょっと行ってみたいなぁと思い始めました。

そしてもう一つ、友人のWEST仲間さんとお知り合いになったことが一つ。彼女はV6も応援している長年のジャニオタさんなのですが、彼女から色々なお話を聞かせてもらったことでWESTに対する興味が俄然大きくなりました。あとこのときにWESTのデビューが順風満帆なものではなかったこと、関ジュを取り巻く環境などについて初めて知りました。WESTってどんなグループなんだろう。私の中にはそんな思いが渦巻くようになった。

ところで私は休日はものすごく夜更かしをする。たいていはPCで作業しながらネサフをしているんだけど、テレビをつけながら作業もしている。作業中のBGMはカウントダウンTVアニメシャワーだったんだけど、ある日ふとチャンネルを変えたらWESTがMCを務めている番組にばったりと出会った。私が最初に見た回は濱田くんが洞窟の中を進んで行ってパワースポットを目指す回だった。閉所恐怖症にも関わらず洞窟の中を進む濱田くんの姿に、単純にすごいなぁと思った。そして私はこの回から毎週エージェントWESTを見ることになったのだった。エージェントWEST、調査に出てるメンバーもそうだけどワイプでVTRを見ているときのメンバーの反応だったりも可愛いので超お勧めです。関西に住んでてよかった。

もうこの時点でわりとWESTにハマっているような気がするけれど、でも私の中ではまだ、毎週スマスマを見たりだとか嵐にしやがれを見ているようなそんな感じだった。淳太くんカッコいいなぁと思っていたけれどでもまだそれだけだった。

その後最大の転機が訪れる。まず一つは件の友人を含めたカラオケ鑑賞会。友人はまたしてもWESTのライブDVDを持ってきていた。そしてカラオケの大きなテレビ画面に映し出された「PARTY MANIACS」。一瞬で目を奪われた。7人がめちゃくちゃかっこよかった。淳太君が好きだったので主に淳太君に目が行っていたのだけどとりあえずみんなかっこよかった。曲が終わってから「ヤバい」「カッコいい」を満足するまで連呼していたような気がする。WESTに対する興味がぐんとここで上がった。生で見てみたいと痛烈に思った。

そしてその矢先のこと、友人からドームコンサートに誘ってもらった。ジャニーズWEST初のドームコンサート。誘ってくれたことをとてもありがたく思った。こんなにすぐに生で彼らのパフォーマンスを見れる日が来るとは。12月はそれ以外にもイベントごとが目白押しでドームコンサートはそのイベントのトリを飾るイベントになるはずだった。友達からそれまでのCDを借りて曲を一通り頭に入れて彼らの初ドームコンサートに向けて控えていた。

でも結局私はドームコンサートに参加することは出来なかった。何故か。インフルエンザにかかったからだよこんちくしょう!!!

もう本当にこれはとても悲しかった…よりによってインフルエンザにならなくてもいいじゃないか…しかもこんな時期に…とは言っても会社でぶっ倒れてそのまま救急車で近くの病院まで運びこまれた身でコンサート会場に行くわけにもいかず、私は涙を呑んでドームコンサートを欠席しました。いつかきっとチャンスはある。

年末年始にはそれまであまり興味もなかったジャニーズカウントダウンを見ていました。妹が何故か見たがっていたので録画して後日一緒に見ました。流星くんと神山くんの申し訳程度のとさかがベリーキュートでした。彼らが紅白に出場する日が来るのを祈っています。

そんな感じでこれまで、そしてこれからも私の人生には縁がないだろうと思っていたジャニーズに私はすっかり夢中になっていたのでした。

本当はもう一つ段階があって、この約4か月後に我が家で行われた鑑賞会と、友達が焼いてくれたWESTセレクションによりさらなる深みにハマってしまってあっぷあっぷしてるのが今現在の状況。つまりあっぷあっぷしてるのを何とか持ち直そうとして自分の中の感情を整理したくてこのブログを書いている、なう現在。

あとエージェントWESTのひらめきの回でどや顔してる流星くんが超かわいいと思ってしまって以来流星くんが可愛くて仕方ない。彼はとてもきれいな顔をしているとは思うけれどどちらかというと私のタイプとは少し違うので、そこまで注目はしていなかったんだけど今はもう淳太君と流星くんを自然と目で追ってしまってるのでとても人生が楽しいです。ウォンバットにめろめろな淳太君可愛かったしお肉もぐもぐしてる流星くん可愛いの極みだった。

 

好きなものが増えるということはそれだけ世界が広がることだと私は思う。好きなものに対しての見聞が広がる、興味を持つ。そして世界は広がっていく。これって素敵なことだと思わない?私は思う。

私はこれからジャニーズWESTを好きになったことで新たに知る世界とたくさん出会うと思う。彼らがどんな世界を見せてくれるのか、どんな景色を見せてくれるのか、とても楽しみで仕方ないです。私が好きになった人たちはキラキラした世界を私に見せてくれた。私の人生に彩りを与えてくれた。7色の彼らもきっと素晴らしい世界を見せてくれると信じてます。

 

とりあえず24コンのDVD鑑賞会がいつ開かれるのか、目下の楽しみはそれです。