アリスブルー・スターリット

アリスブルー・スターリット

好きなこと(WESTと声優と漫画とアニメ)を好きなように。

七一二事件から一年経って

問1.七一二事件について、以下の語句を全て使って説明せよ。
(週刊誌、既婚、子持ち)

解答
「2016年に声優の神谷浩史が既婚かつ子持ちであることを週刊誌にすっぱ抜かれた事件」

てらしーこと寺島拓篤さんと佐藤聡美さんが8年の交際を経てこの度結婚したことに関して、おめでたいと思うと同時に8年も付き合ってて噂にもならなかったの単純にすごいなと思った。まあ私が知らないだけかもしれないけど、鈴村さんと真綾さんだって結構噂はあったのに。だからあそこは結婚しても「やっぱそうだったんだ」と思ったな。
でも声優さんが結婚の報告をするたびに私はあの事件を思い出しちゃうな。多分みんなそうだと思うんだけど。

去年の7/12のこと。

朝起きた私はいつも通りパンを焼いて、今日は洗濯しようかどうしようか悩みながらおは朝を見ていて、そして天気予報を見ながらTwitterを開けた。そしたら会社の先輩がRTしていたのが、神谷さんが週刊誌にすっぱ抜かれたというものだった。まだ半分寝ていた私は一気に目が覚めた。
とりあえず検索バーに神谷さんの名前を入れると、おぼろげながら事の次第を把握。そして私は声オタ用として使っているアカウントに移動した。いやぁ、TLが荒れに荒れまくっていた。
そんな中、TLに流れてきた週刊誌の画像をようやく見た私。その感想がコレ。

ていうか今でも思うんだけどもっといい写真なかったのかよ!TLが荒れていた原因の3割がそれで、「もっと可愛い写真なかったの」とか「カメラマンチェンジ」とかそんな意見多数だったのには私も笑った。
所属している事務所からは「プライベートは本人に任せている」という、半ば認めたも同然のコメントが出たし、同事務所に所属している人の誤爆ツイートが出回り、これはもう間違いないな…となっていく声オタ界隈。昼休みは未だ静まることのない荒れたTLを見ながらおにぎりを食べていた。

神谷さんに対しては夢女子的な目で応援していたわけでもないので、そういった意味でのショックはなかった。というかそもそも40を超えた男に対して今さら熱愛とかでショックを受けるほどこっちもウブじゃないし、というかいい歳の男がいつまでも独身で浮いた話がないとかそっちの方がやばいだろとは思ってた。
ただ「結婚しました!」というのと「結婚してました!子供もいます!」は全然違う話で、ファンの感情としてはそういう一大事を隠されていたかもしれないということの方がショックだった。声オタ垢のフォロワーさんが言っていた「結婚した!ならおめでとう!で済むけど、結婚していた!ってファンの気持ちのやり場ないからやめてほしい」という言葉には心底同意だった。こっちとしては心からお祝いしたい気持ちもあるので余計だった。

その日は特に公式からのアナウンスもなく、一日が終わった。神谷さんはブログもツイッターもやっていなかったから、公式に何か言えるような状態でもなかったんだけど。

問題は次の日だった。別に何か動きがあったわけじゃない。しいて言えば私の心がぐらぐらに動いていた。(笑)

情緒不安定にも程がある。仕事中にも関わらずうっかり溜め息をつきそうになって慌てて飲み込むということをしていたし、妹にもLINEで愚痴りまくっていた。過去に鈴村健一氏が結婚したときに落ち込んでいた妹を思い切り笑い飛ばした私が今度は思い切り笑い飛ばされた。因果応報。
けれど何かあったのか、数時間後には吹っ切れている。


大丈夫かこいつ。私がフォロワーさんなら正気を疑う。
というわけで一旦は気持ちを落ち着けた私だけど、まあ今だから思うんだけどこれは無理矢理自分の中で着地点を見つけて納得させただけだと思う。だってそうしないと本当にしんどかったから。でもこんなことで落ち込んでいるほど暇じゃなかったし、そんなことに割いてる時間ももったいなかった。
そんなわけでこの件に関してはこの時点で一旦は私の中で収束。メイン垢は声オタの人も少なくて一日経てばこのことに関して言及している人はほぼいなくなった。声オタ垢の方は相変わらずだったので意図的にログインしなかった。荒れてる人たちの一部が段々と悪意的な意見を吐き出し始めて、むしろそっちを読んでる方が気が滅入ってきたから。

この件に関して神谷さんから直々にコメントがあったのは、その週のDGSだった。
関西に住んでいる私は本放送から遅れることその翌日に聞いたのだけど、それを聞いた私の感想。

最後関係ない小池くんの話になってるのは、これがもし小池くんだったら…と余計なこと考えて鬱になってたせい。前々から言ってるけど、小池くんが結婚した段階で私は三日三晩泣く。
このコメントの中で神谷さんは否定はしなかった。だけどはっきりと肯定もしなかった。でも言葉の端々からあの記事は嘘じゃないことがわかった。だったらもうばっさり肯定した方がいいんじゃねぇのとは思ったけれど。実際それで怒ってる人は何人かいたし。
ただこのコメントで私は一応納得した。というかどうでもよくなった。どうやら私たちは神谷さんに対して誠実でファンにもちゃんとそういうことを報告してくれる人だと勝手に思い込んでいたけれど、実際はそうじゃなかっただけの話だ。じゃあもうしょうがないな、と私は思った。

ただまああれだけ女性声優と仲良くなりたいとかモテたいとかでもモテない言っておいて嘘はなるべくつきたくないはちょっとねぇだろとは思いましたけど。そして(決して本人が望んだ形ではないにしろ)ドル売りに近いような売り方をして若いファンも多いんだから、もうちょっと上手いやりようがあったんじゃなかろうかとも思いましたけど。
これが切っ掛けで神谷さんのファンを辞めた人も結構いると思う。私のフォロワーさんも何人かはアカウントを消してしまった。今は別の人を応援してるのかな。楽しくオタク活動してたらいいんだけど。

私は今も神谷さんのファンで、CDが出たら買うしイベントには行くし、舞台に上がってきたらテンション上がるし応援スタンスは何も変わってない。つい先日のきらみゅんの京都ファンミにも行ってきてステージの上の神谷さんにきゃーきゃー言ってきたところだし。色々思うことはあったけど、彼の演技に夢中になったことは嘘じゃないし、彼の歌に励まされたことも嘘じゃないし、尊敬する気持ちもやっぱり何も変わらないので、私はこれからも一人のファンとして彼の活動を応援していこうと改めて思った。
でも以前とは違って、例えば神谷さんに対するアンチ意見を見たり聞いたりすると、以前では心を痛めたり見たくないと思ったりもしたけど、今はアンチ意見に対しても特に何も思わなくなった。これって応援スタンスの変化になるのかな。ちなみに小池くんや遊佐さんやWESTのネガティブ意見を見ると心が苦しくなる。好きな人がぼろくそに言われてるの普通に嫌だもん。やっぱ神谷さんに対してはどこか引いた目で見るようになったのかな。

アイドル方面の沼に浸かってからというもの、アイドルの恋愛について考えることがあって、その度に神谷さんのこの事件を思い出していたのだけど、もしWESTの誰かが週刊誌に撮られたら私どう思うんだろうな…。まあぶっちゃけバレなきゃ何やってもわかんないが私の信条だから、恋人作るのは大いに構わないけど何卒どうかうまいことバレないように恋愛しててくださいって思ってます。
あと匂わせ行動してくるようなバカ女にだけは絶対に引っ掛からないでほしい。これは切実。

 

これは今も本気でそう思ってる。

浪川さんにPARA!PARA!チャ~ハンを歌って欲しすぎる

この前発売されたジャニーズWESTの『おーさか☆愛・EYE・哀/Ya!Hot!Hot!』、それの通常盤に入ってるカップリングの『PARA!PARA!チャ~ハン』という曲がわりと好きなんだけど、初めて聞いたときの感想が「これ浪川さんキラフェスで歌ってなかった?」だった。まあ私キラフェスでしか浪川さんの歌聞いたことないんだけど、多分『激アツ超絶Saturday Night!!』と『 ファンキー☆ウェーブ』の印象がめちゃくちゃ強いせいだと思う。ちなみに浪川さん、去年のキラフェスでは『激アツ~』でワイヤーに吊るされてからの連続宙返り10回転とかしていた。去年のキラフェスはワイヤーアクション多めだったね。

で、まあパラパラチャ~ハンを浪川さんが歌ってそう、から思考が飛んで、きらみゅんメンバーに歌ってほしいジャニストの曲とかを考え出したりして。オタクはすぐに好きなものと好きなものがコラボしたりしないかなって軽率に思う生き物だからしょうがない。だって自分が好きな歌を好きな声優さんに歌ってほしいって思うのって別に珍しくないよね?みんなだってジャニストに歌ってほしい他のグループの曲とか他の女子アイドルの曲リストとか言ってたりするじゃん。それと同じことだよ。

 そんなわけで唐突に始まる、声優さんにカバーしてほしいジャニーズWESTの曲はこれだ~Kiramune編~ 
(これあとで読み返して死ぬほど後悔するやつ)

 

浪川大輔

『PARA!PARA!チャ~ハン』
『エエやんけェ!!』

浪川さんの曲のイメージが完全に合いの手入れやすいパーティダンスミュージック(かつお笑い要素が入ってるやつ)なので、この二つをセレクト。『アカンLOVE~純情愛やで~』を入れてもよかったかも。

『PARA!PARA!チャ~ハン』は、そもそもこの曲がなかったらこの考えに至ってなかったからとりあえず浪川さんに歌ってほしい。「キッチン立ってダンスタ~イム!」って浪川さんが客席煽りながら歌うのめちゃくちゃ容易に想像できるし、黄色い法被を着たお姉さんたちが黄色いサイリウムを突き上げながら「ハイハイハイハイ!」って黄色い声を上げるのも容易に想像できる。見てみたい…。

『エエやんけェ!!』は声優というスキルを生かしてぜひ一人七役(男四役、女三役)に挑んでほしい。浪川さんならいける。というか私が聞きたい。

 

岡本信彦

『Ya!Hot!Hot!』
『Lovely Xmas』

信彦はとにかく元気で爽やかで明るい曲とか、ちょっとファンタジックな世界観の歌とか可愛らしい世界観の歌がとても似合う。個人の見解だけど似合う。のでこの2曲をチョイス。あとは『バリハピ』なんかもいいかも。

『Ya!Hot!Hot!』はさぁ、MVめちゃくちゃかわいいじゃん。あのダンスを風使い信彦に踊ってほしい。絶対可愛い。可愛いは正義だもん。あと信彦はあのMVの世界観絶対好きだと思う。超ノリノリで撮影してそうだと思う。

『Lovely Xmas』の「Ring Ring…」とか「Tick Tack…」とかを信彦が歌ってるって想像してみ?尊さ天元突破してない?いやまあ本家の二人も可愛さと尊さが天元突破してたけどさぁ。とりあえず「赤いリップが白い雪の上でショートケーキみたいさ」って歌詞をはにかみながら歌う岡本信彦が見たいだけの人生でした。

 

神谷浩史

『シルエット』
『TAMER』

神谷さんの優しい声で歌われるバラード?というか少し切ない系の歌がものすごく大好きで、ぜひとも『シルエット』を歌ってほしい。ジャニストの曲というよりは関ジュの曲という認識をファンの方も、そして彼らも思っているらしいけれど。いい歌ですよね。私みたいな新参が言うのもあれかもしれないけれど。とりあえず神谷さんがシルエット歌ってくれたら私は軽率に泣きます。

『TAMER』は完全に私の趣味。推しのソロ曲を推しに歌ってほしいというだけの話。あと神谷さんにTAMER様衣装を着てほしいだけの話。いやでも神谷さん絶対TAMER様似合うと思うの!ていうか単純に鞭持ってても違和感なさそう。猛獣に例えたきらみゅんメンバーを従えるTAMER様浩史とか想像に容易くない?

(めちゃくちゃ個人的な意見なんだけど、神谷さんと重岡くんの歌い方というか歌声の出し方というかクセというか何と言ったら上手く説明できないけど、とにかく二人の歌い方って似てるなって思う。声は全然違うんだけど)

 

柿原徹也

『I got the FLOW』
『Eternal』

カッキーの歌もキラフェスでしか聞いたことがないのだけど、きらみゅんファミリーの中でラップのイメージがあるのが彼くらいしかいないので、ラップ曲をセレクト。「YABAIZO~」を歌う柿原徹也はきっとYABAIZO。

とは言っても私自身カッキーにそこまで詳しいわけじゃなくて、ぼんやりと彼にカッコいい歌を歌ってるイメージを抱いているので、個人的に超カッコいい曲の一つだと思ってる『Eternal』を歌ってほしいなと適当に考えました。(俗に言われる狂愛三部作全部カッコいい)。ごめんね雑で。でも『I got the FLOW』をカッキーに歌ってほしいのは本当だから。むしろカッキー以外にはあの歌他のきらみゅんメンバーには荷が重いから。

 

Trignal

『逆転Winner』
『人生は素晴らしい』

とりぐちゃんの曲も以下略。とりぐちゃんの曲は明るくてノリやすい感じがするという印象。サイリウムが振りやすそうな曲ね。さっきから印象でしか話してない。というわけで『逆転Winner』と『人生は素晴らしい』を歌ってほしい。とりぐちゃん達に「人生は素晴らしい~」って歌われたら「そうだよなぁ人生って素晴らしいよなぁ」ってなる。(もちろん本家でもなる)

異議あり!」は誰が言ってもいいんだけど、個人的には江口くんに言って欲しいかなぁ。

 

 入野自由

『ボクら』
『その先へ…』

みゆくんもキラフェス以下略。*1でもみゆくんに関しては神谷さんとKAmiYUというユニットを組んでいるのでそれの印象とあとはやっぱりキラフェスで聞いた感じの印象で決めてる。彼はどっちかというとしっとりしたバラード系が印象強かったのでこの二曲。というか私がみゆくんに『ボクら』を歌ってほしすぎるただそれだけ。

 

吉野裕行

『Break Out!』
『CHO-EXTACY』

よっちんも以下略。よっちんにはもうイメージとか関係なしに「CHO-EXTACY」と吐息たっぷりに言ってほしいのと、「俺を止めてみろよ」を言ってほしいが為だけにこの二曲を歌ってほしい。

 

後半になるにつれて適当になっていく私クオリティ。ていうか全メンバーに詳しくないのに無茶なことしたなって途中で反省した。

とりあえず浪川さんに『PARA!PARA!チャ~ハン』を歌ってほしいんだ。ただそれだけなんだよ…どれだけ金積めばこの夢が叶うのかな。石油王になりたい。

 

*1:キラフェスは神谷さんと信彦目当てで行っていて、キラフェスのために他のメンバーの楽曲を勉強するとか基本しないタイプ。

さようなら、そして初めまして

10年以上お世話になったFC2ブログからはてなブログに引っ越ししようと唐突に思い立ち、1時間で引っ越しを完了させて(元々記事数が少なかった)、そして今この記事を書いてる。この記事を書いたらFC2のアカウントとブログは完全に消去します。
FC2ブログを始めたのは今から11年前、私は高校一年生だった。それまでは紙の日記を罫線ノート(懐かしきcampusノート…昔と今で仕様が変わっててびっくりした)に綴ってたんだけど、家にインターネットも導入されたしネットの使い方になれたこととあとブログを書くことに謎の憧れがあったことからブログを開設。FC2を選んだのは当時毎日のようにブログを読んでいた漫画家の立川恵先生がFC2ユーザーだったから。立川先生ってあの、『怪盗セイント・テール』とかの作者さんです。セイントテール大好きだったのと、あと立川先生も私も小池くんのファンというところにシンパシーを感じてめちゃくちゃブログ読んでました。
それから11年、あほみたいに記事上げたりかと思えば月1、年1単位の更新だったりしたけれど、FC2ブログとは長いお付き合いをさせていただきました。

今回引っ越ししようと思ったきっかけは特に何があったというわけでもないんだけど、しいて言えば1か月更新しなかったときの広告が鬱陶しかった。特にPC版。今どきTwitterで呟いちゃえばそこで満足してしまって別段ブログに書くこともないので1ヶ月放置することなんてザラだし。まあ元々頻繁にブログ書く性質じゃないけどさ。
まあそんなこともあってお引越しを決めたのでした。はてブロを選んだ理由も特になくて、多分今はここがメジャーなのかなって思ったから。あと単純にアメブロは好みじゃないから選択肢が限られた。
引っ越しじゃなくて新しくブログ開設して今までのは今までので置いとけばええやんとも思ったけど、私二元管理とか絶対出来ないタイプなんだよね。だから過去ごとこちらに持ってきた。年月だけ見たら相当長い間はてブロしてる人みたい。はてブロのサービスがいつから始まったのか知らないけど。

そんなわけでFC2ブログさん、今まで長い間お世話になりました。そしてはてブロさん、これからゆるっとよろしくお願いします。

アニメオタクがジャニ沼に足を取られかけている話

最近ジャニーズWESTにハマってる話は前の記事含めてもう何度かした。

 

krkrprpr.hatenablog.com

 

でも正確に言うと「ハマりかける一歩手前」の状態。でもまあ来月発売されるシングルは買うつもりだし、コンサートもあるならば(そしてチケットが取れたならば)行きたいと思ってるし、そうなってしまえばもう夢中になることはわかりきってる、これまでの経験上。だって神谷さんのときと完全に流れが一緒だもん。

 

私の人生の中で私がジャニーズにハマる日が来るなんて思ってもみなかったという話も結構したと思う。それくらい私のこれまでの人生の中でジャニーズは遠い存在だった。完全に縁のない世界だと思っていた。もちろんテレビを見ていれば、毎日どこかで必ずジャニーズに所属しているタレントさんを見る。というか平日は8時半に家を出るまでNHKを見ているから毎朝必ず井ノ原さんを見ているし、前々から木曜はVS嵐を見ていたし、それこそスマスマも欠かさずではないけれど始まった当初くらいから見ていた。学校へ行こうみのりかリズム4を狂ったようにやっていた時期もあった。鉄腕DASHのケイドロ企画はとても好きだった。好きなドラマにジャニーズタレントが出てくるのなんてしょっちゅうだ。だから遠い存在というのは語弊があるかもだけど、特に夢中になるわけでもなかったから、感覚的にはそんな感じだった。

 

ジャニオタさんのブログなんかを見ていると、初めてハマったタレントや年齢なんかを懐古している記事が結構ある。私は他人様のそういう記事を読むのが個人的に大好きなんだけど、見ているとみんなわりと小学生時代にはファンだったという人が結構いる。というかブログ主さんの活動歴が私のオタク活動歴やイベント参戦歴なんかよりも断然すごいのにどう考えても年齢が私よりも低い人がいて戦慄しそうになる。という話は一旦置いておくとして。

中学時代まで誰かのファンを名乗れるような存在が生身の人間ではいなかった、という話は前にした。つまり小学生の頃は芸能人で好きな人がいなかった。というよりもそんなことを考えたことがなかったという方が正しいかもしれない。小学生の私はコナンとハリポタに夢中だったし、ドラマは見ていてもキャストよりも話やキャラクターそのものに夢中だった。これは今もそうで、私はキャストとキャラクターを切り分けて考えているからキャラクターが好きでもキャストには興味が無かったり、逆にキャストは好きだけど好きなキャラクターはまた別ということがよくある。大いにある。(もちろんキャラクターを好きになったらキャストに興味を持つことは当然あるし、好きなキャストが演じてるからキャラクターが気になることも当然ある。)そんなわけで小学生の頃にやってたごくせんでは慎がものすごく好きだったけれどだからといって松潤がめちゃくちゃ好きだったというわけではなかったです。いや別に嫌いでもなかったけど。めちゃくちゃ好きになれるほどの興味が無かった、うん。そう。

あと影響として大きいのは、周りにそういう話をする友達がいなかったというのがあるかなと思う。なんだかんだ言って友達の影響って大きいと思う。あと家族の影響。でも私の周りにいる子にジャニーズに興味を持ってる子はいなかったし、お母さんも人並みにはドラマ見てたけれど別にジャニーズに興味あったわけではなかったし。そういうわけで私はジャニーズどころか芸能人の誰々が好き、みたいな話題とは無縁な小学生時代を過ごしました。ただこれに関しては少なくとも友達の方はもしかしたらそういう話題を向ける対象から私を外していた可能性も十分あると思う。中学時代耐性がないと思われて私だけエロい会話の対象から外されていたことを知ったときは軽くショックでした。お気に入りのサイトの裏ページを探そうとTabキー押しまくってた私が耐性ないわけないだろう。

 

いわゆるジャニオタと呼ばれる人種に出会ったのは中学三年のころ、同じクラスでよくつるむようになった友達の一人がNEWSの増田君推しの子でした。とは言っても申し訳ないことに、当時はその子と私を含めて4人でお昼ご飯とかを食べていたんだけど、その子以外は特にジャニーズに興味があったわけでもなく、そして私はというと増田君に関しての情報をこれっぽちも持ち合わせていなかったため彼女の話をわりと聞き流していることも多かったです。本当に申し訳ないことをしたなと思っている。

そして私自身も当時はようやく好きと言える人、小池君の存在で人生が輝いていたため、正直ジャニーズタレントとか見向きもしませんでした。これが一番の理由かもしれない。

そんなわけでジャニオタの友人がいたにも関わらず、相変わらずジャニーズに特に興味を持つこともなく私の中学時代は幕を閉じた。

 

その後高校に入った私は本格的にオタクになってしまい、見事に声優オタクとなってしまった。出来た友人もオタクの子が多くて話題はもっぱらアニメと時々声優さん(周りの子はそこまで声優オタクというわけではなかった)、家に帰れば私の影響でオタクになってしまった妹とアニメと声優さんの話で盛り上がり、そして私は個人的に小池くんや遊佐さんにきゃーきゃーはしゃぐという日常を過ごしていた。ジャニーズが入る隙間なんて当然なかった。

高3の時にごくせんの三期が始まって、相も変わらず私はごくせんを見ていたけれど、そのときの私は電王でラスボスを演じていた石黒くんに目が行っていた。妹は三浦翔平くんが好みだったのを覚えてる。ジャニーズ三人については、高木くんはHey!Say!JUMPの人という知識しかなかったしそれ以上知ろうともしなかった。淳太くんとあきとくんに関しても、関西Jr.の人ということくらいしかわからなかった。約9年後、彼らに夢中になりつつある未来が待ち受けていることなんて、当時女子高生だったマナさんはまだ知るよしもなかった。

ただごくせんで彼らの顔を覚えた後、たまに関テレの昼のワイドショーのコーナーで、多分関西Jr.のコーナーだったんだろうけれど、顔を見かける度に「あっ、クラ(あきとくん)といっちー(淳太くん)だ」となることは何度かあった。でもだからといって関ジュにはまることはなかった。

そんな感じで私の高校時代は過ぎていった。よく私の高校時代を振り返るときに「私の青春は日番谷冬獅郎遊佐浩二と電王で構成されている」と言うことがあるんだけど本当にそんな感じの高校時代だった。とっても楽しかった。

 

大学に入って私のオタク具合は酷くなった。声優さんが出演するイベントに行き始めたのも大学に入ってから。アニメイベントは大抵東京で行われるから夜行バスを使って東京に行った。今も東京に行くための主な手段は夜行バスです。どうしてもってときは新幹線だったり飛行機を使うけれど。新幹線せめて東京から大阪まで1万円くらいにならないかなとずっと思ってる。

神谷さんのファンになり、好きなアニメのイベントに行き、また神戸でおれパラが開かれるようになって私のイベント参戦は減ることはなく増える一方だった。2011年のイベント参戦現場は5つ、2012年は7つ、私は声優オタクライフを満喫していた。当然ジャニーズが入る隙間はなかった。

ちなみに2015年のアニメ系のイベント参戦現場は19、2016年は23。チケット代だけで年間15万以上飛んでいる。しかもこれに小池君が出演しているミュージカルのチケット代は含まれていないから、それも含めると普通に20万は超える。これに更に遠征費、ホテル宿泊費を含むと恐ろしい額になる。でも私の人生に必要な出費だから後悔は全く微塵もありません。オタクはみんな同じこと言うだろうけど。

こうして声優オタク、アニメオタクとしてのライフを散々楽しんで私は大学を卒業したのであった。

 

大学を卒業して一年間はモラトリアム期間、といえば聞こえはいいけど要はNNTのまま卒業してしまい、スクールに通ったりインターンに行ったりしていた。まあそんな状態なので当然オタク活動にうつつを抜かしている余裕なんてのはなくて、あくまで漫画を買ったりアニメを見たりする程度、イベントに行こうだなんて当然思わなかった。でも年末のおれパラには行った。あと年末年始はユニバでカウントダウンを高校時代の友人と過ごした。さすがにオールでユニバはキツいと言いながら、寒空の下待ち時間の間にワンセグで紅白やガキ使を見ていた。

翌年、何とか無事に就職した私はまた精力的に声優イベントに参加するようになった。モラトリアム期間を取り戻すかのごとくの勢いだった。というよりも学生時代に比べて自由になるお金が圧倒的に増えたことにより、むしろ学生時代よりも遊ぶようになった。よく社会人になったら遊ぶ時間なくなるとかいうけど、少なくとも私にそれは当てはまっていない。時間はお金で買えてしまうしね。あとキラフェスにも初めて参加した。ジャニーズのコンサートには行ったこともなければ当時は見たこともなかったけれど、多分こんな感じなんだろうなって感じの構成に、ただただ「最近の声優さんってすごいなぁ」とそんなことを思っていた。アニメイベントにもいっぱい参加して、もう私はこのままオタクのまま年を取っていくんだろうなと、オタクはもうやめられないんだろうなと覚悟を決めた。赤司くんのグッズを集め始めたのもちょうどこのころです。そして恐らく私の周囲にジャニーズWESTの影がちらつき始めたのもちょうどこの辺りです。

 

小中学時代の友人とは一人を除いて全くの没交渉で、今誰が何をしているのか全く知らない。クラブに所属していなかったのでクラブ繋がりの友人もいない。まあ高校時代の部活の友人たちと連絡を取り合っているかと言われたら全くだけど。

でもその代わり高校や大学時代に仲良くしていた友人とはTwitterで繋がっていることもあって今でも親交がある。特に高校時代の友人グループとは今でも年一程度で全員集まったりする。私を含めて9人。もう十年以上の付き合いになります。中にはクラブもクラスも一緒になったことのない子も結構いて、どうして仲良くなったんだっけ?とたまに話題になることがある。共通点はほぼみんなオタクであること(そうじゃない子もいる)で、でもメインジャンルはみんな見事にバラバラという、本当に何で仲良くなったのかわからない、でも大事な友人たちだ。この前メンバーの一人が結婚することになって久しぶりにみんなが集まることになったのだけど、みんな何も変わらなくて安心した。同時にどうかとも思ったけど。でもこうしていつまでも付き合える友達がいるのってめちゃくちゃ幸せなことだと思う。それはさておいて。

その中の一人とは仕事のシフトの関係上、一番都合を合わせやすいこともあってお互いに就職してからもわりとちょくちょく一緒に遊んでいた。さっき行ったユニバカウントダウンもこの子と行ったし、私が赤司くんのグッズを集めるきっかけになった東京旅行もこの子と行った。去年はディズニーランドに行った。こんなによく遊んでるのに好きになるアニメのジャンルは被ったことがない。でもだからこそ論争になることもなくてある意味平和なのかもしれない。そして彼女はいつからかファンなのかは正直知らないけれど、気付いたらジャニーズWESTのファンになっていた。彼女と行ったカラオケで彼女が入れた「ええじゃないか」が、恐らく私のファーストジャニーズWESTだと思う。

ちなみに友人たち数人とは定期的にラブホ女子会を開催している。その中のメンバーには当然のことながら彼女もいた。というより大体ラブホ女子会の声掛けの切っ掛けは私と彼女のどちらかだ。このラブホ女子会、何をするかといえばラブホの大きいテレビでひたすら自分の推しのDVDを流して鑑賞会をするという、いわば布教活動のようなものを行う。大抵は布教活動よりも自分がそれに夢中になってしまって満足することが多いのだけれど。私はこのラブホ女子会でおれパラやDGSのイベントDVDやアニメイベントのDVDを持ち寄ることが多く、そして件の友人はうたプリのライブDVDと、そしてジャニーズWESTのDVDを持ち寄るのが常だった。そして私はこのときになって初めて、ごくせんに出ていてその後も時たまワイドショーなんかで見かけることがあった淳太くんとあきとくんがジャニーズWESTのメンバーだということを知るのです。ただこのときは正直、それ以上の興味を持てなくて、ジャニーズWESTのことは「友達が推してるジャニーズグループ」という印象でした。

とはいえ友達が推してるジャニーズグループはそれなりに私の意識の中に入ってきます。Mステで出ていれば「あ、ジャニーズWESTだ」と思うことが増えてきました。カラオケに行くたびに友達が歌うものだから「ええじゃないか」と「ズンドコパラダイス」はすっかり覚えてしまいました。友達の影響力ってやっぱりすごいなぁと思います。一人暮らしを始めて朝ドラが見れるようになったとき、ちょうど放送していたのが「あさが来た」で、あきとくんが出演していて思わずおめでとうと言ったことを覚えています。それでも私は淳太くんとあきとくん以外のメンバーのことは相変わらず覚えられないままでした。

 

転機は2016年のこと、まず友人が私の家に泊まりに来てジャニーズWESTのライブDVDを見て、楽しそうだなと思ったのが一つ。それまでの映像はPVだったりそれのメイキング映像だったり、あとは何故かコントを見た様な記憶しかなくて、初めて彼らのライブ映像を見たのがそれだった気がします。キラフェスで大掛かりなセット、クレーンとかゴンドラとかは見慣れてるのになんかすごい楽しそうだなと思って、ちょっと行ってみたいなぁと思い始めました。

そしてもう一つ、友人のWEST仲間さんとお知り合いになったことが一つ。彼女はV6も応援している長年のジャニオタさんなのですが、彼女から色々なお話を聞かせてもらったことでWESTに対する興味が俄然大きくなりました。あとこのときにWESTのデビューが順風満帆なものではなかったこと、関ジュを取り巻く環境などについて初めて知りました。WESTってどんなグループなんだろう。私の中にはそんな思いが渦巻くようになった。

ところで私は休日はものすごく夜更かしをする。たいていはPCで作業しながらネサフをしているんだけど、テレビをつけながら作業もしている。作業中のBGMはカウントダウンTVアニメシャワーだったんだけど、ある日ふとチャンネルを変えたらWESTがMCを務めている番組にばったりと出会った。私が最初に見た回は濱田くんが洞窟の中を進んで行ってパワースポットを目指す回だった。閉所恐怖症にも関わらず洞窟の中を進む濱田くんの姿に、単純にすごいなぁと思った。そして私はこの回から毎週エージェントWESTを見ることになったのだった。エージェントWEST、調査に出てるメンバーもそうだけどワイプでVTRを見ているときのメンバーの反応だったりも可愛いので超お勧めです。関西に住んでてよかった。

もうこの時点でわりとWESTにハマっているような気がするけれど、でも私の中ではまだ、毎週スマスマを見たりだとか嵐にしやがれを見ているようなそんな感じだった。淳太くんカッコいいなぁと思っていたけれどでもまだそれだけだった。

その後最大の転機が訪れる。まず一つは件の友人を含めたカラオケ鑑賞会。友人はまたしてもWESTのライブDVDを持ってきていた。そしてカラオケの大きなテレビ画面に映し出された「PARTY MANIACS」。一瞬で目を奪われた。7人がめちゃくちゃかっこよかった。淳太君が好きだったので主に淳太君に目が行っていたのだけどとりあえずみんなかっこよかった。曲が終わってから「ヤバい」「カッコいい」を満足するまで連呼していたような気がする。WESTに対する興味がぐんとここで上がった。生で見てみたいと痛烈に思った。

そしてその矢先のこと、友人からドームコンサートに誘ってもらった。ジャニーズWEST初のドームコンサート。誘ってくれたことをとてもありがたく思った。こんなにすぐに生で彼らのパフォーマンスを見れる日が来るとは。12月はそれ以外にもイベントごとが目白押しでドームコンサートはそのイベントのトリを飾るイベントになるはずだった。友達からそれまでのCDを借りて曲を一通り頭に入れて彼らの初ドームコンサートに向けて控えていた。

でも結局私はドームコンサートに参加することは出来なかった。何故か。インフルエンザにかかったからだよこんちくしょう!!!

もう本当にこれはとても悲しかった…よりによってインフルエンザにならなくてもいいじゃないか…しかもこんな時期に…とは言っても会社でぶっ倒れてそのまま救急車で近くの病院まで運びこまれた身でコンサート会場に行くわけにもいかず、私は涙を呑んでドームコンサートを欠席しました。いつかきっとチャンスはある。

年末年始にはそれまであまり興味もなかったジャニーズカウントダウンを見ていました。妹が何故か見たがっていたので録画して後日一緒に見ました。流星くんと神山くんの申し訳程度のとさかがベリーキュートでした。彼らが紅白に出場する日が来るのを祈っています。

そんな感じでこれまで、そしてこれからも私の人生には縁がないだろうと思っていたジャニーズに私はすっかり夢中になっていたのでした。

本当はもう一つ段階があって、この約4か月後に我が家で行われた鑑賞会と、友達が焼いてくれたWESTセレクションによりさらなる深みにハマってしまってあっぷあっぷしてるのが今現在の状況。つまりあっぷあっぷしてるのを何とか持ち直そうとして自分の中の感情を整理したくてこのブログを書いている、なう現在。

あとエージェントWESTのひらめきの回でどや顔してる流星くんが超かわいいと思ってしまって以来流星くんが可愛くて仕方ない。彼はとてもきれいな顔をしているとは思うけれどどちらかというと私のタイプとは少し違うので、そこまで注目はしていなかったんだけど今はもう淳太君と流星くんを自然と目で追ってしまってるのでとても人生が楽しいです。ウォンバットにめろめろな淳太君可愛かったしお肉もぐもぐしてる流星くん可愛いの極みだった。

 

好きなものが増えるということはそれだけ世界が広がることだと私は思う。好きなものに対しての見聞が広がる、興味を持つ。そして世界は広がっていく。これって素敵なことだと思わない?私は思う。

私はこれからジャニーズWESTを好きになったことで新たに知る世界とたくさん出会うと思う。彼らがどんな世界を見せてくれるのか、どんな景色を見せてくれるのか、とても楽しみで仕方ないです。私が好きになった人たちはキラキラした世界を私に見せてくれた。私の人生に彩りを与えてくれた。7色の彼らもきっと素晴らしい世界を見せてくれると信じてます。

 

とりあえず24コンのDVD鑑賞会がいつ開かれるのか、目下の楽しみはそれです。

好きな人たちの話

二次元三次元問わず、私には好きな人がたくさんいて、その数は当然なんだけど年を経るごとに増えていってる。基本的には好きになった人はずっと好きだから滅多に減ることはない感じ。まあごくまれに本当に興味が無くなってしまうこともあるけど本当にレアケース。ブログとかツイッターとかではよく話題の対象がコロコロ変わるから興味が無くなったと思うことが、読み返して自分で思うこともあるけれど、ピーク時に比べて熱量や情熱が落ち着いたというだけで嫌いになったわけじゃない。好きな人を目にするとテンションが壊れるのは、オンオフ問わず私と付き合いのある人ならご存知の通り。

 

というわけで私が好きな人たちのお話。でもこれ本題じゃないの。本題は「今さらジャニーズタレントにハマってしまったお話」がしたくて、これそれの前フリです。

 

記憶に残ってる限りで、一番初めに好きになった人は恐らく「赤ずきんチャチャ」のリーヤくん。アニメでは香取君が声を出していた狼男の男の子。でも当時幼稚園児だった私は本気で犬だと思っていて、その後成長して図書館で原作漫画を借りて読んで初めて彼が狼男だと知った。あと漫画とアニメで全然話が違ってて驚いた思い出。幼稚園の頃は冬になると赤チャの腹巻を巻いて寝ていたというどうでもいい思い出。ちなみにリーヤくんの声が香取君だと教えてくれたのはお母さんだった。お母さん何気に声優さんに詳しくて、今思えばお母さんもオタク気質を隠し持っていたんだなぁと。そりゃあ娘二人もオタクになるわ。

リーヤくんに関しては好きだったということは覚えているんだけど、いかんせん幼稚園の頃なもので何で好きだったのか、どこが好きだったのかは全然覚えてない。でも多分見た目だろうな。彼どこか青っぽいところがあるから。(昔から青が好き)あとアホなところが可愛い。でも今の私は赤チャだと断然ポピィくん派だね。これを言うと大体の人から「あぁ~」と納得される。二次元だと猫タイプの顔立ちの子が好きです。

あとこの時期だと怪盗セイント・テールのアスカJr.と忍たまの土井先生と利吉さんときり丸さんも好きだったかも。忍たまに関しては初恋キラーが3人並んでてさすが初恋キラー。

 

物心ついて初めてちゃんと「私はこの人が好きだ」と思えたのは名探偵コナンの主人公、工藤新一(厳密には主人公じゃないかもしれないけれど)。出会ったのは小学三年生の時、父方の祖父母の家の近くの立ち読みの出来る本屋さん。その頃コナンがめちゃくちゃ流行ってた(という印象。流行ってたというよりみんなが知ってた)けど、私自身は今じゃ考えられないけどNHK教育ドラえもんテレビ東京系列の夕方のアニメしか見ていなくて、コナンは見たことがなかった。たまたま見かけた看板に惹かれておじいちゃんにねだって単行本を買ってもらったのが彼との出会い。ちなみに買ってもらったのは16巻。これは本当に今だに意味が分からないと自分でも思ってる。何故1巻じゃなく、当時最新刊だった24巻でもなく16巻だったのか。しかも16巻って前巻からの続き物だからキリがいいわけでもない。ちなみに16巻はキッド初登場の巻なんだけど、当時何の知識もなかった小娘がそのことを知っていたわけもないから狙っていたわけでもない。8歳の私は何を思って本棚から16巻を引っ張り出しておじいちゃんに差し出したのか、その頃の私に本気で聞いてみたい。閑話休題

まあそんなわけで小学三年生のマナさんは工藤新一とキッド様に出会うわけです。この出会いがなければ今の私はいないといっても過言ではない。初めて買い揃えた漫画が名探偵コナン。夢中で読み耽り結果1.2あった視力は翌年0.2になり視力の低下を危惧した両親はコナン全巻セットを誕生日プレゼントとして贈ってくれたけどその翌日から一ヵ月コナン禁止令を敢行しました。意味が分からない。ちなみにコナンを取り上げられた私は代わりになるものを求めてそれまで3行読んで諦めたハリポタを読み、すっかりハリポタの世界に魅了されることになるのです。そう思うとコナン禁止令出してくれてありがとうと思う。また話が逸れた。

工藤新一のどこに惹かれたって、やっぱりまず一番は顔かな~。青山先生の主人公顔はみんな好き。一緒の顔やんとか言ってはいけない。一緒の声やんも言ってはいけない山口勝平さんの声は初恋ボイスです。とてもいい。あと主人公だからやっぱりカッコいいんだよね。少なくとも小三の小娘にはとてもかっこよく思えたし、付き合うなら工藤新一みたいな高校生がいいと本気で思ってた。何なら今でも工藤新一みたいな高校生と付き合いたいと思ってる。でもあのころただただカッコいいの対象だった工藤新一が今では可愛いの対象になってしまってるのは私が歳を取ってしまったせいかと思うととても悲しい。私本当に自分が高校三年生になって工藤新一の年齢を追い越してしまったときリアルにショックだったしこれ以上年取りたくないって本気で思った。

彼のいいところは良くも悪くも自分の好きなことに対して臆せず真っ向から立ち向かっていくところかな。そのせいで幼児化したんだって言われればそれまでだし、彼の正義感は所詮青いガキの綺麗事、と大人になってしまった今ならそう思うこともあるんだけれど、彼にはそのままであってほしい。好きな女の子のためになりふり構わず突っ走っちゃう男のままであってほしい。よく勘違いされるけど私工藤新一に対しては夢女子ではないから、彼には一刻も早く元の姿に戻って頂いて蘭ちゃんとらぶらぶ幸せになってほしい。蘭ちゃん以外の女を選ぶことがあったらいくら好きとは言っても工藤新一を殴る。100%ないだろうけど。

あとね~、これただの私の好みの話なんだけど、風呂上り、シャワー浴びた後でもいいんだけど、とりあえず湯上りに黒タンクトップにハーフパンツ穿いて、タオルで頭ガシガシ拭きながら冷蔵庫からミネラルウォーター出して一気に呷る工藤新一は死ぬほどカッコいいと小学生のころから思っててよく絵にも描いてるからそろそろ公式でそんな絵を出してください。

 

次に好きになった人、小池徹平くん。

初めて二次元の存在ではなく、本当に生きている生身の人で好きになった人。初めて「私はこの人のファンだ」と言えたのがこの人だった。ごくせんで初めて知ってその頃からのファン。もう12年以上になるのね。

さいころからテレビはよく見てたし、今思えば親も結構ドラマとかが好きだから私も一緒にドラマを見ていた。当然俳優さんも人並み程度には知ってたし、それこそジャニーズだって人並みには知っていた。でも工藤新一みたいに「私はこの人が好き!」みたいな人はいなかった。カッコいいとか、綺麗な顔をしていると思ったことはあっても、それが熱量を持った好きにつながることはなくて、中学生になっても「誰のファン?」という質問に困ることが多くて、「工藤新一が好き」みたいな完全オタク丸出しの答えしか返せなかった。余談だけど中学生のころの私はオタクだと自分では思ってないんだよね。ただのコナン好きだったと思ってる。まあどっちにしろ高校に入ってオタクになってしまうんだけど、少なくとも中学生までは私はオタクじゃなかった。ここ重要。

中学二年生の正月明けに始まったごくせん2、クラスでも大半の子が見ていた。3、4話くらいまでは私は普通にお話が面白いなぁと思いながら見てたんだけど、ある日友達に「竜(亀梨くん)と隼人(赤西くん)、どっち派?」と訊かれて大いに悩むことになる。どっち派でもなかったから。あえて言うなら、としつこく訊かれて、苦し紛れに口から出たのは「タケ(小池くん)かな…」だった。正直に言います、完全に口から出まかせでした。

それを聞いた友人はというと、それから毎日のように(頼んでもいないのに)小池君の画像を送ってくれるようになったのね。そのときはまだ自分の携帯を持ってなくて家族共用のメール使ってたんだけど、そこに毎日送られる小池君の画像。これは何だとお母さんに訊かれたのは言うまでもない。

そして私は言うと、何故あそこでつっちー(もこみちくん)でも日向(小出くん)でもなく、タケと答えたのだろうと自分でも疑問に思いながらタケの主役回を見た。小池君がとてもかっこよかった。嘘が真になる瞬間、じゃないけど口に出して小池君が好き、と言ったことで彼のことが気になってしまう現象、これ何て言うんだろうね。とにかくそんな感じだった。気付いたらごくせんはすっかり彼のことばかり見るようになってた。

とは言ってもそれまで生身の人間を好きになることはなかったから、最初はなかなか、それこそ家族にも小池君が好きだってことが言えなかった。何となく恥ずかしかったというのがあったんだけど、バレてからはどうでもよくなった。余談だけど今では軽率に好きになった人のことを訊かれてもいないのに家族に話してる。

そんでもって生身の人間を好きになるのが初めての私は当然ながらファンクラブというものの存在についてもよくわかっていなかったし、雑誌に彼のインタビューとかが載ってることもよくわかっていなかった。そういうのがあるんだと知ったときは、なるほどファンというのはそういうところに属してそういう雑誌を買うものなんだなと思ったのをよく覚えてる。考えたらクラスの女子たちが時々雑誌の切り抜き持ってきてあげたりしていたのはこういうことだったのかと中3になってようやく知った私は一体何を思って中学時代を送っていたのか。恐らくコナンとハリポタが大半だったろうな。ていうかオタクになる前の私が何を考えてたのか本当にわからなくてそのとき書いてた日記を開くと本当にコナンのことしか書いてなくて笑った。

ごくせんが終わって、次に小池くんを見たのはドラゴン桜だった。赤ピンク?赤紫?とりあえず赤メッシュ入れて黒マニキュア塗って制服を超着崩してるのが最高にカッコよかった。未だにこの小池君がドストライクに好み過ぎて好き。もうこのころには完全に小池君のファンだったし、何だったら小池君の夢女子だった。夢小説という存在を知ったのもこのころで、受験生にも関わらず私は小池君の幼馴染になったり同級生になったりマネージャーになったりとても忙しかった。とにかく現実世界にこんなにカッコよくて可愛い人がいるのが衝撃的だった。デビューシングルももちろん買いました。多分人生で初めて買ったCD。ちなみに一緒に買ったのは修二と彰の「青春アミーゴ」。あれもいい曲だよね。

小池君の好きなところは、一言で言ってしまえば「全部」。いちいち挙げてなんていられない。でも私が一番好きなのはやっぱり笑顔。笑ったときに目元が細くなって、元々優しい顔立ちがさらに優しくなってまさに天使だなっていつも思う。最近はテレビよりも舞台、ミュージカルのお仕事をメインにしている彼、私も何度か舞台を観に行かせてもらってるけれど、やっぱり初めて観たデスノートの感動は忘れられない。アニメや映画とは違う、でも確かに舞台にはLが存在していた。小池君にしか演じられないLがいた。今度の再演も観に行きたいんだけどお金がなさ過ぎて諦めざるを得ないのが本当に悔しい。でもバスティーユの恋人は見に行くからな!

 

高校に入って学校生活にも勉強にも部活にも慣れ始めたころに出会ったのがBLEACH日番谷冬獅郎くん。私はヒツと呼んでいた。彼との出会いひいてはBLEACHとの出会いが私をオタクにしました。高校時代からの友人に私の高校時代の印象を聞くと多分全員「日番谷冬獅郎遊佐浩二、電王」って答えると思う。私はそう答える。それくらい私はヒツに情熱を注いでいた。ていういかこのブログの2006~2007年の記事を読めば一目瞭然だと思う。

日番谷くんに出会ったのは9年前の多分秋から冬頃に掛けてですかね。BLEACHという漫画自体の存在は友達が読んでいたからそれ以前から知っていたんだけど、そのころはサンデー派というか、コナンと犬夜叉以外の漫画に1mmも興味がなかったんだよね。それなのに、BOOKOFFで暇つぶしに20巻まで立ち読みして読んで日番谷くんに一目でノックアウトされてしまい、次の日には仲のよかった子に「BLEACH持ってたりする?」と聞いて貸してもらい、日番谷くんが出てるコマの度に「やばい、かっこいい…この人かっこいい…」と悶えながら布団の上をごろごろする日々が始まりました。

日番谷くんの好きなところは、まあ全部好きなのでどこが好きなの?と改めて考えても「は?日番谷くんという存在自体が好きだからどこがとか言われても困る」としか答えようがないんだけど、それでもどこがと問われればやはり雛森のために命を投げ出すくらいの覚悟を見せているところですかね…。私さっきも言ったように夢厨も若干入ってるんだけど、それを上回る勢いのCP厨で、当然の如くの勢いで日雛信者なんですね。私この二人はいつか結ばれたらなぁと思っていたんですけど、もうずっとこの二人を取り巻く環境酷過ぎて、もしかして作者に嫌われてるのかなって思うくらいに残酷なんですけど。連載はもう終わってしまったけれど私はいつまでも日番谷くんと雛森と幸せになれる世界線を夢見ています。

あと普通に強いところとかクールなところとかそれでいてたまに見せる年相応な態度(主に身長とか敬称についての言及)とか、もう彼を構成する全てが愛しい。

この頃はグッズ厨じゃなかったので、実はそれほど日番谷くんのグッズって持ってないんだよね。友達からプレゼントされたキーホルダーとか下敷きくらいかな。けど全然貢いでなかったかというとそうでもなく、この前掃除してたら大量の雑誌の切り抜き見つけたんだけど、高校生の頃の私はどうやらグッズではなく雑誌に日番谷くんが出たらどんなに小さい記事でも買ってスクラップ、本誌でカラー扉絵になろうものなら迷いなく買ってスクラップしていたことを思い出した…。好きキャラに金を惜しまない性質今と大して変わってなかった…昔から貢ぎ体質だった…。ちなみに小池君に関しても同じことしてた。というか本来は生身のアイドルに対してやることだと思う。

 

ところで話は前後しますが、中学時代に声優さんという職業を意識して以来、ずっと声優さんに対して一種の憧れがありました。とは言っても知ってる声優さんと言えば高山みなみさん、山口勝平さん、日高のり子さん、林原めぐみさんといった、まあお分かりのようにコナンと当時再放送していたらんまとあと犬夜叉のキャストくらいの知識しかありませんでした。それが変わったのは高校時代、友達からBLEACHの原作と共にイベント映像を貸してもらったことが切っ掛けでした。そこで私は遊佐さんに出会うわけです。

遊佐さんに関してはあまりブログに書いてなくて自分でびっくりした。イベント映像で初めてお見かけしたとき、20代後半か30代前半かと思ってwikiったらまさかのアラフォーでめちゃくちゃびっくりした思い出。気になった切っ掛けはぶっちゃけて言うと顔が好みのタイプだったから。wiki仮面ライダーに出演しているということを知り、ちょうど幼稚園実習で園児の心を掴む話題作りのためもありそれまで全く見たこともなかった仮面ライダーを見始めた訳です。これが多分とどめだったかな。これも2007~2008年の記事を読んでもらった方がよくわかると思うけれど、本当に電王は私の青春だった。

前述のように遊佐さんを好きになる前から声優さんは好きだったんだけど、いわゆる声優オタクとはまた違ったと思う。どちらかというと職業的な憧れの方が強くて声優さんに詳しいわけじゃなかったし。でも遊佐さんに出会って、というかBLEACHのイベントDVDを見て声優さんに興味を持つようになってラジオを聞き始めたり色んなアニメを見るようになって声も聴き分けられるようになって、そういう意味で高校時代はオタク開眼時代と言える。今の私を構成している色んなものが高校時代に築かれていってる。ここで遊佐さんに出会っていなかったら私の人生はまた違っていたかもしれないと思う。

遊佐さんの素敵なところも多分このブログの2008~2010辺りの記事を読めば出てくるかもしれない。特に初めて遊佐さんを生で見たときの電王のイベントのレポ記事、笑ったのは遊佐さんが出てくるまでに書くのに力尽きて肝心の遊佐さんに対しての感想が超絶適当なこと。いかにも私らしい。

遊佐さんの好きなところは、まず言ったように顔がタイプ。あといつまで経っても全然歳を取らないのが本当にすごい。来年50歳になるだなんて信じられない。アラフィフで前髪の辺りを恐らく青っぽい色に染めてるのもいいですね。まあでもやっぱり本職が声優さんなので当然なんだけど声が最高にエロくて最高。私が好きな遊佐さんの声はウラタロスのちょっと高めの、どこかつんと気取った感じの声。でも薄桜鬼の左之さんみたいに頼れる包容力のある兄貴みたいな声も好き。あと絶チルの少佐の声もたまらない。要は全ていい。京都弁でやんわり毒を吐かれたい。

イベントなんかではドSポジションで自分よりも後輩の声優さんを転がしながら自分には絶対に火の粉が掛からないくらいの位置で傍観しているのがたまらない。例え火の粉が掛かってもあくまでマイペースを貫いて、自分のキャラを絶対に崩さないところもたまらない。ラジオでもイベントでもスタッフも同じ舞台に立つ演者もそして私たちにも等しく毒を吐いてくるスタイル大好きです。一生ついていきます。

 

声優さんに関しては遊佐さんと山口勝平さん以外は、わりと好きになったキャラに左右されることが多い。かつては中村悠一氏の株が爆上がりしたこともあったし、杉田智和氏の声にきゅんきゅんして杉田さんのラジオめっちゃ聞いたりとか。余談ですけど杉田さんと中村さんの東京エンカウントという番組は本当に面白い。もうあの番組も始まって7年経つのね…。いつになったら安元さんとか神谷さんがゲストに来るのかな…もうずっと待ってるんだけど…。

 

大学に入ってからも相変わらず私はオタクをしていて、というよりも高校時代には深夜アニメを見てなかったんだけど大学入学と同時期位に深夜アニメも見だすようになりオタク度はどんどんと深まっていった。声優さんのイベントにも行くようになった。あとここでは詳しくは言わないけど同人活動をするようになった。大学入学と共にオタクを辞められるかもしれないと思ったことも一瞬あったかもしれないけどそんなのはまやかしだった。

そんな中私は青の祓魔師というアニメにハマった。最初は主人公の燐に夢中だったのに気付いたらメフィスト・フェレスに落ちてた。私は彼のことをメッフィーと呼んでいる。ちなみに青エク世界線における私はメッフィーの椅子です。メッフィーにズタボロのボロ雑巾のように駒にされた後でみじめに使い捨てられたい。青エクのメッフィーにすっかり心撃ち抜かれ、メッフィーメッフィーとツイッターでは荒れ狂ったように呟き倒していた。そんな日々を過ごしていた中、ある日私は妹に頼まれてとあるチケットを申し込んだ。声優の神谷浩史さんと入野自由くんのユニット、KAmiYUの大阪公演の昼公演。これを求めていたのは妹の友達の神谷さんファンの子だった。その子のお手伝いでチケットを申し込んだのだけど結果はその子も私も当選。当初はチケットを誰かに譲ることになっていたのだけど、もったいないので私が行くことになった。ちなみに隣は妹の友達(また別の子)だった。とても可愛くていい子だった。妹がいつもお世話になってます。元気にしてますか。

神谷さんについてはそれ以前から、言ってしまえば声オタになってくらいにはもう知ってたし、DGSというラジオも聞いたり聞いてなかったりしていた。でも好きではあったけど熱量を持った好きではなくて、当然ファンと言えるようなものじゃなかった。何だったら当時の私は神谷さんのファンに対して怖いイメージを持ってて、あんまり近づきたくないなぁとさえ思ってた。もちろん大半のファンの人はいい人ばかりで、同担拒否の過激派は一部だけだとわかっててもそれでもあまり近づきたくなかった。でもメッフィーの声を当てている関係で少しずつ神谷さんのことが気になり始めて、その矢先のKAmiYUのコンサートだった。歌って踊って喋る神谷さんを生で見てしまったらもう駄目だった。このコンサートは2011年の8月の末頃にあったんだけど、ブログの2011年9月から10月の記事を見ればもう神谷さんに心を持って行かれているのが如実にわかる。だけど上で述べたように神谷さんファンに対してマイナスのイメージがあった私は自分がそれになることに対して若干の抵抗があったのだけど、3か月後には諦めて神谷さんのフルアルバムを買ってました。そこから先はずっと神谷さんのファンです。

神谷さんの演技に対する真面目なお話がとても好き。真摯に演技に取り組むその姿勢は見ていていつも尊敬します。彼に対しての想いは2015年に開催されたファーストソロライブの感想のところで書いているので省きますけど、本当に彼のファンでよかったと思わせてくれる神谷さんが大好きです。

 

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神谷さんのファンになってしばらくして、新しいアニメが始まります。週刊少年ジャンプで連載されていた漫画、黒子のバスケ。神谷さんも、そして神谷さんと共にラジオのパーソナリティーを務めている小野さんも出演されているアニメ。始まった当初は神谷さんが出ることはまだ発表されていませんでしたけど、新しく始まるアニメはとりあえず見るのが習慣だった私はとりあえず見て、翌週には妹が借りてきていた漫画を読んでいました。青エクと一緒ですぐさま転げ落ちました。

一番最初に好きになったのは小野さん演じる緑間くん。5月の中頃までのツイッターを見ていると緑間が美人だのいうことばかり呟いてます。ところがこの時期は今みたいに日がな一日暇さえあれば呟いていたわけじゃなくて、気が向いたら呟くという感じでツイッターを使っていたものだから呟きと呟きの間が一週間空いているというのもざらで、その一週間の間に私に何が起こったのかは全然わからないのだけど、とにかくある日を境に私は緑間ではなく赤司くんに夢中になっていた。本当に私に一体何が起こったのか全く分からない。ブログを見返しても該当時期には何も更新していない。というよりツイッターを使い始めてからというものブログの更新頻度が目に見えて激減していて、やはりツイッターをやっているとそこで満足してしまうんだなぁと痛烈に実感した。まあそこは置いといて、何故か赤司くんクラスタジョブチェンジしてしまっていた私は7月にはもう暇さえあれば赤司くんのことしか呟いていなかった。

赤司くんが私の中で特別なのはもう一つ理由があって、それは私が赤司くん限定のグッズ厨だということ。私そもそもグッズ厨なんて意味がわからないって思ってた側の人間で、日本橋とか池袋で痛バ持ってる人を見るたびに、「あんなにグッズ買って、飽きたらそのグッズどうするつもりなんだろ。売るの?」と本気で解せなかった時もあった。だけどたった一つの赤司くんの缶バッジを手に入れてしまったが最後、もっと赤司くんのグッズが欲しいと思い始めてしまい、そこからはもう坂道を転がり落ちるかのようだった。赤司くんのグッズに関してはツイッターで何度かお披露目してるからここでは省く。本気のグッズ厨さんにはかなわないけど自分にしては本気出した方。ちなみに彼の缶バッジ欲しさに12回ガチャガチャを回したこともありますが、そのとき赤司くんは一度も出てきませんでした。恐るべし物欲センサー

そんな赤司くんを好きになった理由は、実のところ全く覚えてない。だって記録がないんだもの。でも多分だけど、私が好きになったのは本編に登場した赤司くんじゃなくて、その赤司くんをもとにファンの方が想像して描いた、いわば「想像上の赤司くん」なんだと思うんだよね。いわゆる二次創作で勝手に設定足されて、それがファンの間で公然と広まりいつのまにか定着しているというあれです。私が一番最初に好きになったのも多分そんな感じの赤司くんなのかもしれない。

その後原作が進むにつれ赤司くんの設定も明らかにされ、それがファンの方の予想と概ね一緒だったので、こんなの私が好きになった赤司くんじゃない…と勝手な勘違いを起こすこともなく、むしろ設定が明らかになるにつれ勝手に設定足された赤司くんに違和感を持つようになっていったのでまあいい感じにシフトしていったんではないかなと勝手に思ってます。勝手ですけど。

だからこう、赤司くんのいったい何がそんなに好きなの?って聞かれると正直困るんですよね。結局私が好きになった赤司くんって本当の赤司くんじゃなくて、私の理想をただ単に押し付けてるんじゃないかと思ってしまうので。もちろん原作のストイックで優しくて一見強くて他人に弱みなんて見せなくてでも本当は年相応に脆くて重圧から逃げ出してしまった弱さも含めて赤司くんが大好きなんですけど。うん、もう赤司くんってだけですべて許せます。ちなみに最初は前髪ありの帝光赤司くん(またの名を俺赤司)が好きだったのだけれど、今となっては性格変貌後、またの名を僕赤司くんも大好きだし前髪短い赤司くんももちろん大好きです。赤司くんならもう全てが許せる。

いよいよ劇場版も公開終了するところも出てきて、黒子のバスケが本当に終わってしまう感が強くて寂しさを覚えてるんですけど、黒子のバスケは私たちの心の中でいつまでも輝き続けることでしょう。私は赤司くんももちろんですけど、黒子のバスケという作品ももちろん心から愛していて、そんな作品に出会えたことをとても感謝しています。

 

以上が私が好きになった人の話。大半が二次元のキャラクターである。だからオタクって言われるんだよと言われてもまさしくオタクなんだから仕方ない。細かく言えば彼ら以外にも好きな人はたくさんいる。でも人生を変えたって意味では上に述べた人たちで、やっぱり彼らは私の中で特別な存在だ。熱量はピーク時に比べてすっかり落ち着いてしまったかもしれない。でも未だに私は工藤新一みたいな高校生と付き合いたいと思ってるし、小池君を見ると心が弾むし、遊佐さんの声を聴くとキュンキュンするし、神谷さんのラジオや歌を聞くたびに幸せになれるし、赤司くんのグッズを見ると心の財布の紐がガバガバになる。好きは何も変わってない。

彼らの存在は間違いなく私の人生を幸せにしてくれた。現在進行形で私の人生を幸せにしてくれてる人も結構いる。ヒツに関しては連載途中でBLEACHから離れてしまったから若干の熱量の冷めはあるけれど、それでも高校時代を彩ってくれたことにとても感謝してる。小池君に関してはもうずっと私は彼と町中でばったり会って一緒にお酒が飲めたりしないだろうかとわりと本気で思ってる。30を超えたあたりから彼がいつ結婚すると言い出すか、それだけが怖い。怖いけれど好きな人の幸せを一番に応援したいファンでありたいというのが私の理想のファン像なので、彼が心から一緒になりたいという人が現れたとき、私は笑顔でそれを応援したいとずっと思ってます。

でも三日三晩泣くかもしれない。それだけはどうか許してほしいなとも思います。

 

ここまで長々と好きになった人の話を書いてきたわけだけど、正直余計な話ばかりしてどうして好きになったのか、何が好きなのかを全然伝えてない気がする。でも好きになるのに理由って必要かなって思う。好きになるのに理由なんて私は必要ないと思います。何かわかんないけど好きになってた。それでいいじゃない。好きだって気持ちが本物なら、それを信じて応援すればいいと思います。私はそう思うな。

そんな私だけど、最近また新たに好きな人が出来ました。冒頭の「今さらジャニーズタレントにハマってしまった」です。前にブログにもちょっと書いたけれど、最近ジャニーズWESTというグループにすっかりハマってしまったわけです。一推しは中間淳太くん、ごくせん3に出てた人。二推しは藤井流星くん、めちゃくちゃ顔が整った男の子。でも結局重岡大毅くんも桐山照史くんも神山智洋くんも濱田崇裕くんも小瀧望くんも皆好き。レコーダーに彼らの名前とグループ名を登録しておまかせ登録してしまうくらいです。まさか私の人生の中で私がジャニーズにハマることがあるなんて夢にも思っていませんでした。そんなわけで自分でも若干まだ自分がジャニーズタレントにハマったことが信じられないんだけど、間違いなく人生めちゃくちゃ楽しいです。